2013-05-27

Tunblings(山口冨士夫)[3]

さてさて、どんだけ待ったかはもう記憶が定かじゃないけれど、
もちろんアンコールまでの待ち時間なんてレベルじゃなく、
また酒を何度かおかわりして友達といやぁすごかったなぁなんて話していたらはい、再びメンバ登場。

おぉ‼ このイントロ…
いきなり村八分の "んっ!" から始まり怒濤のカヴァーラッシュへ突入w。
次のBo Diddleyの"MONA"で再びオツムの回路が飛びました。
脳汁噴出。背筋ゾクゾク震えまくり。

実はこの曲の始まるタイミングでこっそり録音してたテープが反転して…
ちゃんとアタマから録れてないのがめっちゃ残念なんだけどね… 😭

で、Themの"GLORIA"!!
そしてビートルズの"Love Me Do"のド・ド・ドレゲエバージョン!!!
いやぁ、この人の引き出しにはいったいどんだけのネタが詰まってるんだろう。
なんか、「きっかけ」とか「発端」のバリエーションだけをとにかくたくさん持っていて、それを取り出すと、その時の自分が本能だけで好きな形に膨らませて、着色して、アレンジしてる感じ?
ううむ。うまく言えない。^^;でもメジャーに仕込まれたパッケージのロック・ショウじゃ体験できないスリルだからな。

やたらに日本のストーンズ、日本のキースに例えられてた冨士夫ちゃんだったけど、かぶるのは歯に衣着せぬ言動やら酒やら○ラッグとかさ、素行のほうだけで、ギターは全然タイプが違うよね。でもそれはうれしい誤算。もちろんキースは大好きなんだけどさ。スタイルをコピーしても面白くないじゃない。
しかしこんなにワクワクして我を忘れたライブなんて生まれて初めてだよ。

1986年ていうと、もうスライダーズはすっかり変わってきちゃって気持ちが離れはじめた頃。
元々ストーンズから影響受けて聴いてたのも洋楽とブルーズ中心で国内ではRCくらいしか興味なかったしね。
丁度興味のある日本のバンドが見つからなかった頃だったのかもしれないな。ちょっと記憶曖昧なんだけど…

そしてお待たせしました。
"ひまつぶし"から"からかわないで"〜"ひとつ" で会場は沸点に到達。
でもねぇ、タンブリングスの掌の上で踊らされる心地よさったらねぇ。

2nd Stage終盤で
冨士夫ちゃんにこれでもかと鬼神が取り憑いた。
結局2ステージ全23曲のえらいゴージャスなライブで、1番インパクトが強かったのは後にも先にもこのときしか聴いたことがない、"Jump So High"(勝手につけた仮題 ^^;)って曲なんだけど…
最後は日本人でこんなギター弾く人おったんかい…とまで思ったわ。
当然早弾きとかタイム感とかある特定された技術やセンスじゃなくて、ジミヘンみたいにずっとギターと一緒に生活してきた人だけが持ちうる人格と音が一緒になった特殊な一体感みたいな…音が塊になってガツンとぶつかってくるんだ。
「So What」の最後にガンボスの永井氏が、
冨士夫ちゃんのギターは腰から会場の最後部まで一旦かきーんて音を飛ばしてまた戻して来る、
みたいなこと書いてたけど、あれを初めて読んだとき、わかるわかる!!って思ったもんな。
ぐっと構えて腰に吸い付いたギターの位置とか他の人と違うんだよね。
とんでもない音圧とかさ、絶対ギターとアンプのセッティングだけじゃないと思うもの…

なんて、素人がよくわかりもしないでごたく並べちゃったけど…
ラストはのちにAtosphereで"漂う"って曲になる原曲で静かにクールダウン。
結局2ndステージも圧巻の12曲ってことで
このあとしばらく冨士夫ちゃんに首ったけになっちゃうんだ。

2nd Stageのセットリスト
     01: んっ!
     02: Mona
     03: Gloria
     04: Love Me Do
     05: からかわないで
     06: ひとつ
     07: My Girl
     08: Rock Me
     09: 誰もが誰かに
     10: Walkin' The Dog
     11: Jump So High
     12: 漂う

そしたらみんなを置いて旅にでやがってなぁ…ちくしょう
やっと戻ってきたと思ったら鮎川ロケッツとレコーディング&ツアーでちゃいやがって。
ありゃあ当時のロッキン・Fの仕組んだ二人の対談が原因だな…ブツブツ……

2013-05-26

Tumblings(山口冨士夫)[2]

ライブ当日、クロコで入場待ち。
開場時間を過ぎてるのにまだ客を入れない。
「まぁまず予定通り始まることないから大丈夫だよ」
的な話が周囲のあちこちから聞こえて来る。
どのくらい待ったかもう憶えてないけど、結構待ってからクロコの中へ。「定員」なんてないのかもしれないけど、客は少なすぎず多すぎず、定員ぴったりってかんじ。一緒に行った友達と、ひたすら酒吞んで待つ。

#おいらが一番好きな冨士夫ちゃんの画像
#画像無断転載ごめんなさい。m(_ _)m
タンブリングスがLIVEやってるって記事に使われてたもの。雑誌は確か"Player"
タンブリングスがLIVEやってるって
記事に使われてたもの。


客層が想像してた以上に全然大人。そう見えただけかも知れないけど。
当時21の自分が全然ガキの部類って感じ。
前のほうで興奮してる輩より、後ろのほうで固まってる冨士夫ちゃんの友人らしき集団が妖しくて怖い。
そのうち酒ばっかりおかわりしてたら小便がしたくなって……間違って開けちゃったのがなんと楽屋の扉。もうもうとした煙の中からこっちを睨む目がいくつも…あら、嫌な汗がたらりと背中を伝った…なんだこの大量の煙は。笑 まぁ見なかったことにして、酒の続きを。

入場後、結構時間がたってから、突如SEのクラシックが場内に流れ始めた。結構感情高ぶってる感じの。モーツァルト? バッハ? ^^;;;;
クラシックはまったくお手上げでわからん。でも聴いたことがある気がする音楽…
そしてメンバーが姿を現した。百戦錬磨。髪の毛立てて中指立ててる兄ちゃんたちとはくぐり抜けてきた修羅場の数も質も違いすぎて話にならないって感じ。メンバの各々が独自でもってる威圧感みたいなのがすごい。
日本ってメンバーみんなでストーンズの不良性追いかけてる、みたいなバンドは死ぬほどあるけど、メンバ個人個人の見た目はバラバラなんだけど音出すとすごい、みたいなのはほとんど知らなかったからね。
RCがそれに近かったけど、おいらがライブみたいと思った頃は既に馬鹿でかいホールで完成されたショウをやってて、客層のあまりの若さにもちょっとひいちゃってたところがあったしね…

タンブリングスのメンバは、
    山口冨士夫/Vo&G(ex.ダイナマイツ~村八分〜いろいろ)
    青木眞一/G&Vo(ex.村八分~スピード〜フールズ)
    青木正行/B(ex.TOO MUCH~外道)
    小林秀弥/Ds(ex.TOO MUCH)
の4人。
みんな穏やかな顔してるのにオーラでとるわ。

冨士夫ちゃんはリヴァースのFirebird+Marshall
青ちゃんは…忘れた ストラトだったっけな…^^;
マサはプレベ+Ampeg

SEがフェードアウトしていきなり演奏が始まった。
一曲目は"運命の糸"。そのまま間髪いれず"赤い雲"。
で、もうのっけからアドレナリン吹き出しまくり。「す、すっげぇ…!」

相当に荒っぽいかんじでスタートして
バンド全体を暖めていって、あるところからその渦にすごいブーストがかかりはじめる。
そこに一歩足を踏み出すと、一瞬で渦に引きずりこまれちゃう。
ちょ、ちょっと冨士夫ちゃんのギターすごい音圧だし。これにはたまげた。
未体験ゾーン突入。

「いやぁ、今日すげぇなぁこの人…」
「なんか一杯いるけど…だけどびびってないぜー」

無邪気なMC入れながら次々と曲が畳み掛けるように飛び込んで来る。
個人的にタンブリングスのテーマソングだと思っている "酔いどれ天使"にゃ脱帽。
ぞっとするような目で宙を睨みながら歌う "Drive"これも圧巻。
のちにTeadropsで陽の目を見ることになる"いきなり〜"の原曲、"オレンジ・サンシャイン"、ラストは "Private Cassete" に入ってる名曲、"汽笛が"。ラスト?
そういや今「あと一曲で休憩します」って言ったよなぁ…
客もアンコール!とか一切騒がないから、とりあえずおいらも酒のおかわりでも…
…2部構成? まさか! それって無茶苦茶刺激的な夜ってことだよね? まじ?

とりあえず1st Stageのセットリスト
    01: 運命の糸
    02: 赤い雲
    03: 誰かおいらに
    04: Blue
    05: Rock Me
    06: Bun Bun
    07: 酔いどれ天使
    08: 捨てきれっこないさ
    09: Drive
    10: オレンジサンシャイン
    11: 汽笛が

果たしてこの続きはどんな展開に…??

2013-05-14

Tumblings(山口冨士夫)[1]

日本で一番好きなバンドだったのがTumblings(タンブリングス)。
いや、日本で一番好きなミュージシャンが山口冨士夫で、冨士夫ちゃんが在籍してたバンドで一番好きなのが、タンブリングス、という言いかたのがあってるかな。
活動初期はタンブリング・ダウンとか山口冨士夫グループって名で当時の「ぴあ」にのってたね。
Tumblings

時代的にはラッキーだったんだ。高校でストーンズ好きになってそこからいろいろ聴きだして、卒業した84年に村八分とか山口冨士夫って名前を耳にするようになってきて。当時はインターネットなんかないからさ、たまり場にしてたロックバーみたいなところで情報交換したり、雑誌買ったり立ち読みしたりしか情報集める手段がなかったんだよねぇ。

それでもほとんど情報なんか集まらなかったんだけど、ある日…雑誌のすみっこに「70年代の伝説のバンド、村八分の唯一のライブアルバムがVivid Soundから再発!」みたいな小さな囲み記事を見つけたんだ。

多分、当時の日本でその記事を読んで10人目くらいに発売日を楽しみにしてたおいらは、発売当日朝10時の開店時間にレコード屋に飛び込んでね。結局2、3軒まわって見つけたんだっけな。ようやく手に入れることができたんだ。
あとは寄り道しないで最短ルートで帰宅。即レコードをターンテーブルに。

正直なところ…… ぶっとばなかった…
なんかやけに冷えた演奏だな… やる気とか全然感じない…
音も悪い…いや悪いんじゃなくて音圧がない。ミックスダウンがヘタというか、全然ロックのライブ的な音になってない。…まぁ当時の日本のレコード会社のレベルだと…みたいなことなのかな。わからん。
チャー坊歌 ヘタだな… でも歌詞は…これはさすがにすげえなぁ…
みたいな感じで、水たまりとかのびてぶぎーとか数曲に反応したくらいだったかな…

その頃はスライダーズ(The Street Sliders)に夢中になってたね。
がんじがらめ出して、少したって、ライブハウスからキャパ1000人前後の小さなホール、会館にスケールアップしてツアーをはじめた頃。

結局村八分もストーンズみたいに何度か聴いてるうちにだんだん浸みてきちゃったんだけどさ。またそれといいタイミングで当時一緒にバンドやってたタイコのヤツが、"ひまつぶし"の音源を手に入れて来たんだよね。どこかからカセットテープをダビングしてくれたんだ。
当時ひまつぶしって言ったら西新宿の中古屋とかで1万前後で平然と売られてて、売る気もあるんだかないんだか、壁のえらい高いところにサランラップ貼って奉られてたからな。一般人にゃとても手がでなくてあきらめてたんだけど。

山口冨士夫 ひまつぶし
ひまつぶし[アナログ/エレック]











とにかくひまつぶしは一発でお気に入りになった。

"赤い雲"とか"からかわないで"とか王道っぽいのは特にね。
まぁとにかく、あの出だしの「よーい、どーん…」にやられたよ。
これはほんとに聴きまくったなぁ。バンドじゃベース弾いてたくせにギターを一所懸命コピーしたわ。

それから…少したって86年頃。
雑誌で "冨士夫ちゃんが動いてるゾ。その名もタンブリングス。" みたいなこれも小さな囲み記事を見つけたんだよね。
調子にのってはしゃいでる客にいきなりマイクスタンド投げつけた、とか書いてあったわ。
 で、当時ライブハウスのスケジュールなんかはみんな「ぴあ」で確認してたんで、バックナンバーひっくり返して東京近郊のおもだったライブハウスの予定をチェックしまくったら発見したわけだ。タンブリング・ダウンとか山口冨士夫グループって名がぽつり、ぽつりと。
おお、ガセじゃないなこれは、ってことで最新号を買ってきて……発見!!!!
当時横浜に住んでいたから、横浜のアマチュアバンドとか見に行くのに使ってて東京のライブハウスまでチェックしてなかったんだよね…そこはちょっとライブ行く機会を逸してたと思うと残念無念だったな。
それでも10代の終りってわりと多感な時期に、こんな乱暴な感じで、村八分の音源と、生きてるのに伝説なんて言われちゃって気の毒な冨士夫ちゃんのタンブリングスでの復活をナマで体験できたことは、ほんとにラッキーだったと思う今日この頃。

で、ワクワクウキウキしながらクロコダイルまでライブに行ったってわけさ。

2013-05-12

First time I met the Stones.

The Rolling Stones
初めて彼らの音に出くわしたのは高校生のとき。いや、厳密に言えば"Satisfaction"とか"Jumpin' Jack Flash"みたいなメジャーな曲は何処かで聴いたことがあったのかもしれないけど、「ストーンズ」って意識して聴いたのは高校生になってから。
The Rolling Stones
おいらの時代もご多分に漏れず、周囲にストーンズファンなんてほとんど皆無。ビートルズはちょっといたかなぁ。
ところが幸か不幸か、高校2年のクラス替えで、同じクラスに2人、隣のクラスに1人、しかもかなり熱狂的なファンが近くに来たんだよね。
3人ともちょっと変わったヤツらだったんだけど(バナナの皮を干して刻んで紙に巻いて吸ってみたりとかね…) ^^; 特に隣のクラスのヤツがね、もうフリークだった。とにかく強引なんだわ。とにかくなんでもいいからストーンズは最高だから聴けと。
で、渡されたのが"山羊の頭のスープ"。当時はアナログだからね。LPレコード。ライナーノーツ/歌詞カードもでかくてさ、「ながら」で聴くことはあんまりなくて、歌詞カードとにらめっこしながら聴いてることが多かったかな。
で、歌詞カードの表紙の写真見てさ、キースのこと「おぉ、この人チャボそっくりだね。」なんて言ったら、「逆だよ逆!!あっちがマネしてんだよ!!」ってムキになって返されたなぁ… ^^;
わりとすんなり聴けた。

おいらは当時文化祭バンドでベース弾いててさ、RCのコピーとか演ってたの。
アルバムの最初の曲のMr.Dで、あのベースラインが一発で好きになってね。ふぅん、こんなミディアムなどろりとしたの演るんだって。

いきなりおぉ!!って感じじゃなくて、何度も聴いてるうちにずぶずぶとのめり込んでった感じだね。
山羊の頭のスープ/Goats Head Soup
Goats Head Soup

山羊の頭自体、ストーンズのアルバムの中ではあんまり評価高くないみたいだけど、
- Dancing With Mr D
- Coming Down Again
- Doo Doo Doo Doo Doo (Heartbreaker)
- Silver Train
- Hide Your Love
- Star Star
このへんは最初からお気にいりだったなぁ。
前にtweetしたけどAngieは最初から苦手だった…
なんだかべとっとしてて。"Coming Down Again"のが全然好きだったな。

そのフリークに「よかったよ」って返したら、次は"BLACK&BLUE"と"Love You Live"が即座に来た。笑

B&Bは"Hand of Fate"と"Crazy MAMA"、そして"Memory Motel"。キースのリフと歌にやられた。
やっぱりわかりやすい曲が好きだったね 笑

"Love You Live"はもともとLive盤大好き小僧だったからね。全体通してに気に入ったな。やっぱり最初の頃は派手なD面が特に好きだった。
アルバムのタイトルもカッコいいしね。"悪魔を憐れむ歌"は"Beggars Banquet"じゃなくて、最初にこっちで聴いちゃったんだ。なのであの、いつの間にか演奏が始まってるパターンは結構愛着あります。
バンドではハイドパークのドラムで始まるヤツをコピーしてましたね。

その次にその友達がよこしたのが、"Reverse Blues"ってブートレグ。そいつは高校生にして新宿西口の悪名高きブート屋の「K」に出入りしてたんだよね。写真の通り逆プリントになってるからって安易なタイトルなんだと思われる…
でも中味はすごかったんだぜ。(以下は後々おいら自身がブートにハマって知った情報)
当時名盤中の名盤って言われてた、"73年のK.B.F.H.音源、"Nasty Music"と78年の良質音源として有名だった"Garden State '78"の2枚組コピー盤。
73年モノは最近"Brussels Affair"がオフィシャルで出たけど、あの音源と出元は同じ。
もうこれで詰んだよ。すげぇ演奏なんだもの。

ここからストーンズをド真ん中に置いた音楽生活が始まったわけだ。

そしてそのタイミングを見計らったように、映画「Let's Spend The Night Together」がやってきたんだ。

そのあとはもう定番コース。
"Beggars Banquet", "Let It Breed", "Exile On Main St"… 
黄金のジミー•ミラー期にどっぷり浸かってもう離れられなくなっちゃったね。

なぜかライブ盤 [中学生時代](ショーケン 甲斐バンド 柳ジョージ etc…)

小学生ではとても手の届かなかった、というよりやっと貯まった数千円と引き換えにしてまで欲しいと思わなかったLPレコードってやつが中学生になると小遣いの使い道のメインのひとつになる。
それでも聴きたいレコードを手に入れるのには全然足りないから友達と手分けして買って、あとは貸し借りね。当時レンタル屋なんて存在してないし。

今、当時何を聴いてたっけというのを思い返してみて、もちろん友達から借りてるほうが多かったとは思うんだけど、自分が持ってるのはライブ盤が多かったし、気に入ってるのもライブ盤が多かったということに気がついた。

このへんの好みは後々ストーンズのブートレグ収集にドハマりしたのにも影響してるんだろうなぁ…なんて遠い昔を振り返りつつ。
Aerosmith / Live Bootleg


■小学生の頃から大好きだったショーケン。傷だらけの天使〜マカロニ刑事って流れと、BOROの大阪で生まれた女が大好きだったのとで
ショーケンの
・熱狂雷舞
・DONJUAN LIVE
・SHANTI SHANTI LIVE

■当時日本中で流行ってたKISS。小学生の頃から好きだったからね。その延長。
・ALIVEIとII
ライブ・イン・ジャパンの海賊盤なんかも友達から廻ってきたね。

■中2の頃同じクラスだったヤツが、KISSが好きならこれ聴いてみなってエアロスミスの"Night In The Rats"と"Draw The Line"を貸してくれた。即気に入って買って来たのが
・Live Bootleg

■おいらの時代はちょうど(ちょうどって言いかたも変だけど)ヤンキー世代。
当時のヤンキーはもれなく聴いてた矢沢永吉関連で
・スターイン日比谷
・後楽園ライブ
・ザ・ロック
・キャロルのラストライブ

■当時大ヒットした"HERO"でその存在を知った、
甲斐バンドの
・100万ドルナイト

■"雨に泣いてる"がヒットした地元横浜の
柳ジョージ&レイニーウッドの
・ROADSHOW

荒っぽさ、生々しさが好きだったのかな。なぜかライブ盤が多かった。

あとは外道とカルメン・マキを教えてくれた友達から、TENSAW、白竜、子供ばんど…とりあえずなんでもむさぼり食ってたなぁ。RCを知ったのは中3のとき。
同じクラスの1番勉強できるヤツが、休み時間に読んでた雑誌にド派手なスーツ来てジャンプしてる清志郎を見つけた。

■ピストルズは中1、アナーキーは中3かな。アナーキーはデビュー時にトマトを握りつぶすTVCF流してたような記憶が。
どっちも麻疹のようにいっときだけピストルズは勝手にしやがれ、アナーキーはファーストを聴いただけで終っちゃったな…
ピストルズはなんか中学生ながらマルコム・マクラレンのやらせが見えたというか…
ジョニーもシドもケンカ弱そうだったしなぁ 笑 こいつらどっちかっていやぁいじめられっこの側だな、とか勝手に決めつけちゃってたところがあるね。当時はクラッシュと一緒にパンクってくくられてたけど音楽性なんか全然違ったし。クラッシュはその後も聴いてるけどピストルズはまったく聴きませんねぇ。
アナーキーは別で書くつもりだけど、何年も過ぎてからThe ROCKBAND→アナーキーって感じで聴きなおしました。伸ちゃんはそこから大好きになったミュージシャンのひとり。
ギター鬼上手くて、すごいコクがあるんだよね。
中期以降のアナーキーは、日本で一番ストーンズっぽいバンドかもしれない。
ブートレグの曲をパクってたりして、よっぽど好きなんだなぁと感心したよ。
もちろんこれは中学時代よりずっと先の話。

ロック? [小学生時代](カルメン・マキ 外道)

おいらの小学生時代といえば…西城秀樹、郷ひろみ、野口五郎の新御三家、山口百恵、桜田純子、森昌子の花の中三トリオ、そしてキャンディーズ、ピンクレディー、沢田研二…
まぁ今の時代の小学生でも変わらないのかもしれないけれど、ロックとかそんなの全然わかってないっていうか、知らないよね。友達の兄貴達の不良仲間が聴いてる音楽でテレビで流れてる歌とはちょっと違うってかんじかな。

当時一番仲のよかった友達の家でのこと。
おいらは長男だからアニキやアネキがいる友達がうらやましくてね。そいつの兄貴は3つ上の中学生で、かなりロックに侵されてた。部屋にサンバーストのストラトがあったな。弟のそいつも小6で既に多分に影響うけてたんだよね。うらやましい。

で、そいつにすげーカッコイイから聴いてみなってさ、当時はオーディオセットなんて高級品は自分の部屋になんかないのが普通だからさ。そいつの親のいないときに「応接間」とか「客間」みたいな部屋でね。聴かされたのが、カルメンマキ&OZの"ライブ"と外道の"拾得ライブ"
今思えば両方名盤だ。
外道
外道

外道のほうは最初シャレだと思ったのよ。コミックバンドとかさ。
だっていきなり"ぼっぼっぼっぼっ……"のアレじゃん? でも演奏始まったらさ、「外道は行く、未来のない明日へ ♪」なんて歌謡曲しか知らない子供には刺激がつよいよね。
ちょうどマセガキが反抗期に入るころで、あの秀人の独特の笑いかたとかさ、なんか世の中を鼻で笑い飛ばしてるような音楽で、漠然とカッコイイと思ったよ。今まで知らなかった世界だ。
それまでは…沢田研二の憎みきれないろくでなしと岩崎宏美のロマンスを愛聴しているフツウの男の子だったんだけどなぁ。

カルメンマキは真っ正面からハートに来たね。すげーーっ!これに比べてあのテレビで歌うたってる連中の歌のヘタさったらいったいなんなんだよ!みたいな。
特に好きだったのが「空へ」と「私は風」と「崩壊の前日」
放課後の小学校の教室に残って「空へ」の歌詞を一所懸命書き写してる記憶がうっすら残ってるから、6年生のときの話で間違いないと思う。
カルメン・マキ&OZ
カルメン・マキ&OZ

もう記憶が曖昧なんで前後関係が怪しいんだけど、当時、「ロックっぽい」ものに触れた記憶のカケラを集めてみると…。
日本にKISSブームが上陸。あの元祖世紀魔II的なメイクの、ラヴ・ガン、デトロイトロックシティのKISSね。もちろん聴きまくったよ。Dr.Love, Hard Luck WomanとかFire Houseなんか今でも好き。2000manがストーンズのカヴァーだって知ったのはストーンズを知ってからだけど。

銀座NOWのチャーもすげえカッコよかったな。「気絶するほど悩ましい」「逆光線」「闘牛士」

リーゼント&ツナギで揃えたダウンタウン・ブギウギ・バンドの「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」「スモーキン・ブギ」。 

ARBの凌が腕に手錠をぶらさげて真昼の普通の番組で「野良犬」を歌ってたのも記憶にあるな。「アレキサンダー・ラグタイム・バンド」ってそれまでに知ってた「アリス」とか「ずうとるび」みたいなのに比べて圧倒的にカッコイイ名前のグループじゃん? まだ ロックとかバンドって知らないんだからさ。複数の仲間と演奏しながら歌をうたってたら「グループ」だったんだよね。

「蒼ざめた夜」のショットガン。
「いたーみさえーない、あおざめたよるー」
"痛みさえ無い" or "痛み冴えない"
どっちだ?なんて話してたな。

「時間よとまれ」の永ちゃん。(キャロルより先に永ちゃんを知った)これも小学生時代。

「アレイ・キャッツ」の山本翔は中1かな。深夜ラジオでこの曲のCMがけっこう流れてた。

キャロルを知ったのも中1。
革ジャン、リーゼントがツッパリ、ヤンキー路線じゃなくて、彼らがリスペクトしていた初期のビートルズの影響だと気づいたのはもっとずっとあとだけど。
CAROL
CAROL










そうやってラジオやテレビを通じてロックっぽい音楽がお茶の間に流れ始めた時代でもあったのかな。もしかしたらとっくの昔から流れてるのに気づいただけなのかもしれないけれど。
今までの「歌手」って人たちとちょっと違う音楽グループがいろいろあるみたいだぞってね。

それから何年もたってバンド組むような年になる頃には、ストーンズをきっかけに黒人音楽にどっぷりはまって、それが未だに自分の音楽生活の中心にどっかり腰を下ろしているんだけど、やっぱりガキの頃に心刻まれた音楽ってのは離れられないんだろうね。外道やカルメン・マキは30歳過ぎてからアルバムを全部買い集めたりしました。

2013-05-10

好きなミュージシャン

どう書けばいいかな…そもそもうまくまとめられないぞ…と考えていたら面倒になってきたんで、某所からiTunesとほぼ同じlogを持ってきて再生回数上位をピックアップしてちょっといじってみた。
itunesやiphoneではアルバム単位でも聴くし、同じくらいランダム再生で流しっぱなしもあるんで最初の3つは桁外れに聴いてるけど、それ以外は順不同でかまわない。
まぁフツウに定番って感じなバンドやシンガーが並んでるんで、見てもあんまし面白くないわな…
一応プロローグに続くネタということで…
RC Succession
RC Succession

追記:
Amy Winehouseとかブルース・ビンボーズみたいなわりと新しめの人は再生回数少ないんで、大好きなのに上位に来てないんで下記リストから抜けてるってことに気がついた。
好きでも音源少ないと再生回数少なくなっちゃうしね。 タンブリングスとかさ。
ま、そのへんまでこだわってるとキリがないんで…


The Rolling Stones
The Beatles
Bob Dylan

RCサクセション
The Groovers
Dr. Feelgood
The Doors
The Doors
The Doors  












Professor Longhair
Bob Marley & The Wailers
Muddy Waters
Flamin' Groovies
Hound Dog Taylor & The Houserockers
The Jimi Hendrix Experience
Teardrops
The Who
Janis Joplin
外道
村八分
Peter Tosh
John Lennon
山口冨士夫
Lou Reed
Lightnin' Hopkins
Otis Redding
Jimi Hendrix
The Kinks
Howlin' Wolf
T. Rex
Keith Richards
Black Uhuru
Chuck Berry
The Velvet Underground
Red Hot Chili Peppers
The Roosters
Oasis
Robert Johnson
The Street Sliders
The Street Sliders - Harry
The Street Sliders - Harry











The Clash
Eddie Taylor
Wilson Pickett
忌野清志郎
Bo Diddley
カルメン・マキ & OZ
Albert King
BO GUMBOS
Slim Harpo
Carol
John Lee Hooker
Magic Sam
Jimmy Reed
The Animals
Aretha Franklin
The J. Geils Band
The Band
The Dynamites
仲井戸麗市
Little Walter
Wilko Johnson
Lowell Fulson
Sonny Boy Williamson
Rock'n'Roll Gypsies
Dr. John
Joan Jett and the Blackhearts
The Rock Band
舞士
麗蘭
Screw Bonkers
Dire Straits
Dire Straits
Dire Straits










Lenny Kravitz
Big Brother & The Holding Company
藤沼伸一
Terence Trent 'Arby
Ron Wood
The Inmates
ルージュ
The Wild Magnolias
Anarchy
Mick Jagger
Mojo Club
The Police
The Pretenders
憂歌団
Fleetwood Mac
Buster Brown
Sam Cooke
Otis Rush
THE TIMERS
The Neville Brothers
Hop Wilson
The Fools
The Aces
Tumblings
Brewer's Droop
Neil Young