2014-01-02

プロローグ

1965年生まれ。生まれたときにはビートルズもストーンズもディランも既にうたっていた。
Bob Dylan
Bob Dylan
日本国内も含めて、音楽を中心に1960年代後半〜1970年代前半のいろいろなことに興味を持ちだしたのが10代の後半頃。ずっとずっと、1960年代の後半を高校生〜20歳くらいの年齢で実体験できた世代に憧れていた。ざっくり言えば、あと15年くらい早く生まれたかったなぁと。
だから「今の若いひとはいいなぁ」みたいな感情は持ったことがない。
The Rolling Stones
The Rolling Stones

ま、家庭を持って子供も育った今では、そんな思いも薄れてきたけどね。

やっぱり黒っぽい音が好きだな。
横ノリ。
シンプルめなロックやブルーズやレゲエが好きなんだけど、そんなに間口が広いわけでもなく、わりと偏食。そんなにレンジは広くない。マディは大好きだけどBBキングはそんなに聴かないとか、Dr.Feelgoodはウィルコ在籍時代しか興味ないとか、NYドールズ、Johnny Thundersはほとんど聴かないとか。
Sliders時代にHarryが昔言ってた「全部もってかれちゃうような強引なヤツ」ってのは、「あ、それわかるわ!」 ってひとつの選択基準になってるかもしれない。

The Beatles
The Beatles
音だけじゃなくて人物にまで興味もって、ようやくファンになる、とかね。
Sonnyboy IIってどんなヤツだったんだろ? とか、いろいろ調べたくなる人。

基本、保守なんだろうな。
Goin' Back to the Roots 志向なので、好きなミュージシャンのルーツをたどる形で好きな音楽を広げてきた。最近の音楽にはとても疎い。興味がないんじゃなくて聴いてる時間がない。
好きなミュージシャンは当然歌詞とか人物にも興味持っちゃうからね。まだまだ50年代60年代とかで聴いてみたいミュージシャンやアルバムがたくさんあるし。

だからおいらには「懐かしい歌」がほとんど存在しない。
10代後半に聴いていた音を、30年近くたった今までずっと聴いてるから。
これは多少の変化はあるにせよ、この先一生変わらないんだと思うよ。

2013-10-28

Blues, Chess, P-vine

明確なイベントや
単純にストーンズのバンド名の由来。そんなところから足を踏み入れたんだと思う。一番最初に買ったブルーズのレコードはマディの"Rolling Stone"が入ったアルバムだったから間違いない。
Muddy Waters / Rolling Stone
















The Doors

ドアーズを知ったのはハッキリ憶えている。ストーンズ・ジェネレーションていう本のスライダーズのインタビューで、ハリーが「アメリカで唯一好きなバンド」的な発言していたのと、スライダーズの初ライブのSEで流れていた音が印象的で、それがドアーズだと知ったから。
The Doors / The Doors

2013-10-27

Sony Music TV

おいらの世代の神奈川県民は、TVK(テレビ神奈川)のミュートマ・ジャパン(Music Tomato Japan)と、Sony Music TVを見て育ったと言っても過言ではない…ハズ。

特にSony Music TVは素晴らしい番組でね。毎週金曜の夜、23時半から夜中の3時頃まで洋楽のPVを流しっぱなし。
ビデオクリップのアタマがカットされたり、ケツがフェイドアウトされたりってのがなくて、ひたすらPVのみ流してる番組。
マイケル・ジャクソンのスリラーとかさ、ストーンズのアンダーカヴァーとか、家庭にビデオが普及したせい?か、やたらと凝ったPVが制作され始めた頃だね。
当然金曜の夜だから、オンタイムじゃ見ない。週末の夜がもったいないからね。録画予約して夜の街にとっとと繰り出しちゃう。
翌朝デロデロになって帰って来て、
ひと眠りして、シャワー浴びて、氷水やらコーラをガブガブ飲んで、腹を押さえて何度もトイレに通いながら、半分以上はタイクツな曲にもかかわらず、早送りボタンも押さず、ぼーっとながめている。
すると突然ドアーズの"Love Me Two Times"やハノイ・ロックスの"Up Around The Bend"、プリテンダースの"Learning to Crawl"なんかがかかったりするわけだ。
バナナラマ、サイケデリック・ファーズ、カルチャークラブ、ジョーンジェット。BossはBorn in the USA歌ってたな。
このSony Music TVの頭につながる形で、23時から30分邦楽のPVを流す番組がMusic Tomato Japan。初めて動くスライダーズを見たのはこの番組。
So Heavyとマンネリ・ブギ。カッコよかったねぇ〜。
特にSo Heavyは大好きだったよ。

そのあと、ジャグアウト〜夢遊病の頃はミュージック・トマトって音楽番組で、よくゲストで招かれてたね。
気の毒に、夢遊病から何曲か口パクで歌わされたりしてたよ。

SONY MUSIC TVとミュートマ・JAPAN。この二つは当時本当に重宝した番組でした。


冨士夫ちゃんが…

なんてこったなんてこったなんてこった…
おいら今、病気で長期入院生活を送っていて、先日容態が急変してICUに突如移されて、地獄のような治療をうけていたんだけど… なんとか山を超えて、元の病棟に戻って久しぶりにネットを覗いてみたら…

冨士夫ちゃんが死んだって…おい…

哲っちゃんとチャー坊に呼ばれたんかな?糖尿が悪化してかなり体調悪そうな時期もあったみたいだけど、まさか死…と思ったら、暴行されたんだって?

なんてこったなんてこったなんてこった…

病気で入院する少し前にアースダムに冨士夫ちゃん見に行って、入院中に冨士夫バンドとは別にたまにオスと一緒に演ってることを知って、カウンターカルチャーバンドを聴いたことがないおいらは余計にテンションあげて、はよ退院してライブ行かねば!  なんてひとり気を吐いていたのに…

まぁ…負け惜しみ言わせてもらえば、タンブリングス時代にたくさん興奮させてもらってよかったよ。

でもなぁ…でもなぁ…

悔しいなぁ。悲しいなぁ。
まだ伝説になるのにゃ早すぎだよ。

まぁ、清志郎とともに、日本で一番正直に生きた人ベスト5に入る人だから、