2013-05-12

First time I met the Stones.

The Rolling Stones
初めて彼らの音に出くわしたのは高校生のとき。いや、厳密に言えば"Satisfaction"とか"Jumpin' Jack Flash"みたいなメジャーな曲は何処かで聴いたことがあったのかもしれないけど、「ストーンズ」って意識して聴いたのは高校生になってから。
The Rolling Stones
おいらの時代もご多分に漏れず、周囲にストーンズファンなんてほとんど皆無。ビートルズはちょっといたかなぁ。
ところが幸か不幸か、高校2年のクラス替えで、同じクラスに2人、隣のクラスに1人、しかもかなり熱狂的なファンが近くに来たんだよね。
3人ともちょっと変わったヤツらだったんだけど(バナナの皮を干して刻んで紙に巻いて吸ってみたりとかね…) ^^; 特に隣のクラスのヤツがね、もうフリークだった。とにかく強引なんだわ。とにかくなんでもいいからストーンズは最高だから聴けと。
で、渡されたのが"山羊の頭のスープ"。当時はアナログだからね。LPレコード。ライナーノーツ/歌詞カードもでかくてさ、「ながら」で聴くことはあんまりなくて、歌詞カードとにらめっこしながら聴いてることが多かったかな。
で、歌詞カードの表紙の写真見てさ、キースのこと「おぉ、この人チャボそっくりだね。」なんて言ったら、「逆だよ逆!!あっちがマネしてんだよ!!」ってムキになって返されたなぁ… ^^;
わりとすんなり聴けた。

おいらは当時文化祭バンドでベース弾いててさ、RCのコピーとか演ってたの。
アルバムの最初の曲のMr.Dで、あのベースラインが一発で好きになってね。ふぅん、こんなミディアムなどろりとしたの演るんだって。

いきなりおぉ!!って感じじゃなくて、何度も聴いてるうちにずぶずぶとのめり込んでった感じだね。
山羊の頭のスープ/Goats Head Soup
Goats Head Soup

山羊の頭自体、ストーンズのアルバムの中ではあんまり評価高くないみたいだけど、
- Dancing With Mr D
- Coming Down Again
- Doo Doo Doo Doo Doo (Heartbreaker)
- Silver Train
- Hide Your Love
- Star Star
このへんは最初からお気にいりだったなぁ。
前にtweetしたけどAngieは最初から苦手だった…
なんだかべとっとしてて。"Coming Down Again"のが全然好きだったな。

そのフリークに「よかったよ」って返したら、次は"BLACK&BLUE"と"Love You Live"が即座に来た。笑

B&Bは"Hand of Fate"と"Crazy MAMA"、そして"Memory Motel"。キースのリフと歌にやられた。
やっぱりわかりやすい曲が好きだったね 笑

"Love You Live"はもともとLive盤大好き小僧だったからね。全体通してに気に入ったな。やっぱり最初の頃は派手なD面が特に好きだった。
アルバムのタイトルもカッコいいしね。"悪魔を憐れむ歌"は"Beggars Banquet"じゃなくて、最初にこっちで聴いちゃったんだ。なのであの、いつの間にか演奏が始まってるパターンは結構愛着あります。
バンドではハイドパークのドラムで始まるヤツをコピーしてましたね。

その次にその友達がよこしたのが、"Reverse Blues"ってブートレグ。そいつは高校生にして新宿西口の悪名高きブート屋の「K」に出入りしてたんだよね。写真の通り逆プリントになってるからって安易なタイトルなんだと思われる…
でも中味はすごかったんだぜ。(以下は後々おいら自身がブートにハマって知った情報)
当時名盤中の名盤って言われてた、"73年のK.B.F.H.音源、"Nasty Music"と78年の良質音源として有名だった"Garden State '78"の2枚組コピー盤。
73年モノは最近"Brussels Affair"がオフィシャルで出たけど、あの音源と出元は同じ。
もうこれで詰んだよ。すげぇ演奏なんだもの。

ここからストーンズをド真ん中に置いた音楽生活が始まったわけだ。

そしてそのタイミングを見計らったように、映画「Let's Spend The Night Together」がやってきたんだ。

そのあとはもう定番コース。
"Beggars Banquet", "Let It Breed", "Exile On Main St"… 
黄金のジミー•ミラー期にどっぷり浸かってもう離れられなくなっちゃったね。

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