2013-05-26

Tumblings(山口冨士夫)[2]

ライブ当日、クロコで入場待ち。
開場時間を過ぎてるのにまだ客を入れない。
「まぁまず予定通り始まることないから大丈夫だよ」
的な話が周囲のあちこちから聞こえて来る。
どのくらい待ったかもう憶えてないけど、結構待ってからクロコの中へ。「定員」なんてないのかもしれないけど、客は少なすぎず多すぎず、定員ぴったりってかんじ。一緒に行った友達と、ひたすら酒吞んで待つ。

#おいらが一番好きな冨士夫ちゃんの画像
#画像無断転載ごめんなさい。m(_ _)m
タンブリングスがLIVEやってるって記事に使われてたもの。雑誌は確か"Player"
タンブリングスがLIVEやってるって
記事に使われてたもの。


客層が想像してた以上に全然大人。そう見えただけかも知れないけど。
当時21の自分が全然ガキの部類って感じ。
前のほうで興奮してる輩より、後ろのほうで固まってる冨士夫ちゃんの友人らしき集団が妖しくて怖い。
そのうち酒ばっかりおかわりしてたら小便がしたくなって……間違って開けちゃったのがなんと楽屋の扉。もうもうとした煙の中からこっちを睨む目がいくつも…あら、嫌な汗がたらりと背中を伝った…なんだこの大量の煙は。笑 まぁ見なかったことにして、酒の続きを。

入場後、結構時間がたってから、突如SEのクラシックが場内に流れ始めた。結構感情高ぶってる感じの。モーツァルト? バッハ? ^^;;;;
クラシックはまったくお手上げでわからん。でも聴いたことがある気がする音楽…
そしてメンバーが姿を現した。百戦錬磨。髪の毛立てて中指立ててる兄ちゃんたちとはくぐり抜けてきた修羅場の数も質も違いすぎて話にならないって感じ。メンバの各々が独自でもってる威圧感みたいなのがすごい。
日本ってメンバーみんなでストーンズの不良性追いかけてる、みたいなバンドは死ぬほどあるけど、メンバ個人個人の見た目はバラバラなんだけど音出すとすごい、みたいなのはほとんど知らなかったからね。
RCがそれに近かったけど、おいらがライブみたいと思った頃は既に馬鹿でかいホールで完成されたショウをやってて、客層のあまりの若さにもちょっとひいちゃってたところがあったしね…

タンブリングスのメンバは、
    山口冨士夫/Vo&G(ex.ダイナマイツ~村八分〜いろいろ)
    青木眞一/G&Vo(ex.村八分~スピード〜フールズ)
    青木正行/B(ex.TOO MUCH~外道)
    小林秀弥/Ds(ex.TOO MUCH)
の4人。
みんな穏やかな顔してるのにオーラでとるわ。

冨士夫ちゃんはリヴァースのFirebird+Marshall
青ちゃんは…忘れた ストラトだったっけな…^^;
マサはプレベ+Ampeg

SEがフェードアウトしていきなり演奏が始まった。
一曲目は"運命の糸"。そのまま間髪いれず"赤い雲"。
で、もうのっけからアドレナリン吹き出しまくり。「す、すっげぇ…!」

相当に荒っぽいかんじでスタートして
バンド全体を暖めていって、あるところからその渦にすごいブーストがかかりはじめる。
そこに一歩足を踏み出すと、一瞬で渦に引きずりこまれちゃう。
ちょ、ちょっと冨士夫ちゃんのギターすごい音圧だし。これにはたまげた。
未体験ゾーン突入。

「いやぁ、今日すげぇなぁこの人…」
「なんか一杯いるけど…だけどびびってないぜー」

無邪気なMC入れながら次々と曲が畳み掛けるように飛び込んで来る。
個人的にタンブリングスのテーマソングだと思っている "酔いどれ天使"にゃ脱帽。
ぞっとするような目で宙を睨みながら歌う "Drive"これも圧巻。
のちにTeadropsで陽の目を見ることになる"いきなり〜"の原曲、"オレンジ・サンシャイン"、ラストは "Private Cassete" に入ってる名曲、"汽笛が"。ラスト?
そういや今「あと一曲で休憩します」って言ったよなぁ…
客もアンコール!とか一切騒がないから、とりあえずおいらも酒のおかわりでも…
…2部構成? まさか! それって無茶苦茶刺激的な夜ってことだよね? まじ?

とりあえず1st Stageのセットリスト
    01: 運命の糸
    02: 赤い雲
    03: 誰かおいらに
    04: Blue
    05: Rock Me
    06: Bun Bun
    07: 酔いどれ天使
    08: 捨てきれっこないさ
    09: Drive
    10: オレンジサンシャイン
    11: 汽笛が

果たしてこの続きはどんな展開に…??

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